税金・法務

e-Tax確定申告を最短攻略!準備から送信まで完全ガイド

  • 最終更新日
  • 副業ぐらし編集部

会社員の副業やフリーランス収入で「e-Taxって難しそう…」と不安を感じていませんか。必要な準備や入力箇所が曖昧だと、時間もミスも増えがち。この記事では、事前準備→入力→送信→保存までを順番どおりに解説し、迷わず正確に申告を完了できる手順を示します。

明るいデスク上に並ぶ書類とノート、ペン
Photo by Towfiqu barbhuiya (Unsplash)

e-Taxに必要なもの(マイナンバー等)

e-Taxは、本人確認と署名方法によって用意するものが変わります。マイナンバーカード方式ならカード本体と読み取り手段、ID・パスワード方式なら税務署発行の利用者識別番号が必要です。どちらにするかを最初に決め、足りないものを揃えましょう。

  • マイナンバーカード+スマホの読み取り対応(NFC)またはICカードリーダー
  • 利用者識別番号(ID)・暗証番号、メールアドレス
  • 源泉徴収票、収支内訳(売上・経費)などの数字一式
マイナンバーカードとスマートフォン
Photo by Clay Banks (Unsplash)

事前準備:環境・アカウント・連携

推奨ブラウザを最新化し、ポップアップやCookie設定を確認。マイナポータル連携を有効化すると、ふるさと納税や医療費通知など一部データを自動取得できます。時間帯は夜間に混雑しがちなので、日中や平日の利用がスムーズです。

  • 推奨ブラウザ更新&ポップアップ許可・JavaScript有効化
  • マイナポータル連携設定(対応データの自動取り込み)
  • 二段階認証の設定・連絡用メールの確認

書類整理:収入・経費・控除証明

入力前に「何の数字を」「どこへ入れるか」を整理しておくと、作業時間が大幅に短縮します。レシートは月別・内容別にまとめ、控除証明(保険料・小規模企業共済・住宅ローンなど)は発行元の最新年度分を確認します。

  • 収入:売上台帳、支払調書、源泉徴収票
  • 経費:領収書、クレカ明細、家事按分の根拠
  • 控除:保険料控除証明、医療費明細、寄附受領書

作成開始:国税庁サイトの進め方

国税庁「確定申告書等作成コーナー」で「e-Taxで送信」を選択。方式(マイナンバーカード/ID・パスワード)を選び、案内どおりにログインします。まずはプロフィール・住所氏名・所得区分を確認し、対象年分を間違えないように選択します。

  • 「e-Taxで送信」→ログイン方式の選択
  • 対象年分の確認(クリック前に必ず再確認)
  • 途中保存を活用(作業中断リスクに備える)
確定申告サイトの開始画面をイメージしたPC作業
Photo by Campaign Creators (Unsplash)

所得の入力:副業・事業・雑所得

副業の形態により入力先が異なります。継続的な業務であれば「事業所得」、単発のスキル販売やアフィリエイトは「雑所得」になるケースが一般的です。給与が複数ある場合は源泉徴収票を数枚登録し、住民税の徴収方法も選択します。

  • 事業所得:収支内訳書(売上・経費・減価償却)
  • 雑所得:収入金額と必要経費の内訳入力
  • 給与:源泉徴収票の手入力または読み取り

控除の入力:医療費・寄附金ほか

控除は税額に直結する重要パート。医療費控除は明細作成が必要で、セルフメディケーション税制との選択制です。ふるさと納税は寄附先・受領書の確認を。社会保険料・生命保険料・小規模企業共済等の控除証明も忘れずに反映します。

  • 医療費:明細作成 or 医療費通知の取り込み
  • 寄附金:受領書・自治体名・金額の入力
  • 各種保険料・年金・共済:証明書の年度を確認

添付書類と電子データの扱い

e-Taxは多くの証明書を入力のみで済ませられますが、必要に応じてPDF等の添付が必要なケースもあります。対応形式・サイズの上限を守り、ファイル名は内容が分かるように統一。提出省略の書類は自宅保管期間を把握しておきましょう。

  • PDF上限・対応拡張子・パスワード設定の有無を確認
  • ファイル命名例:2024_medical_detail.pdf
  • 省略可の原本は一定期間の保存義務あり

送信前チェックと納付・還付手続き

「計算結果の確認」で所得区分や控除の抜け漏れ、住民税の徴収方法を再点検。送信後の納付はダイレクト納付・インターネットバンキング・クレジットカード納付等が選べます。還付は口座登録でスムーズに受け取り可能です。

  • エラー・警告メッセージをすべて解消
  • 納付方法:ダイレクト納付/Pay-easy/カード
  • 還付口座は名義・支店・種別まで正確に
オンラインでの支払い確認を行う画面
Photo by Fabian Blank (Unsplash)

送信後:控保存・修正・更正の流れ

送信後は受付結果(受信通知)と控を必ず保存。誤りに気づいた場合は、内容に応じて「訂正送信」「更正の請求」等の手続きを検討します。翌年以降は過去データからの流用で入力が加速するため、データ管理をルール化しましょう。

  • 受信通知・申告控・帳票PDFをクラウドとローカルに保存
  • 誤り対応:再送信/修正申告/更正の請求の選択
  • 翌年用に台帳・レシート整理の運用を固定化

まとめ:e-Taxは「準備7割・送信3割」で効率化

  1. 準備:方式選択→環境整備→書類整理→マイナポータル連携
  2. 入力〜送信:所得→控除→添付確認→計算結果→納付/還付設定→控保存