「文章がうまくまとまらない」「長文になると一気に失速する」――そんなモヤモヤ、よくわかります。
でも大丈夫。ChatGPTに“考える順番”を任せるだけで、構成づくりと長文生成はスッと整います。
この記事では、私が実際に使っている“型”とプロンプトを公開。企画の芯を固めてから、破綻しない長文へ仕上げる手順をやさしく解説します。
まずは流れの全体像です。
①目的と言いたい価値を固める → ②見出し骨子を作る → ③見出しごとの要点を詰める → ④段落化する → ⑤全体を統合して推敲する。
この順番をChatGPTに“進行役”として担ってもらうと、迷い時間が減って手が止まりにくくなります。
Step1:目的・読者・結論を最初に固定する(逆算の土台)
長文がぶれる原因の多くは、「誰に・何を・なぜ今」を曖昧にしたまま書き出すこと。
まずはChatGPTに質問役を頼み、企画の芯を言語化します。
【ChatGPTへの指示(企画の土台作り)】
これから記事(または資料・台本)を作ります。次の順で私に質問し、各項目を1行で確定してください。
1)読者像(属性/状況)
2)読者の悩み(一次感情)
3)提供価値(読後に得られる変化)
4)主張(結論を1文で)
5)制約(禁止事項・トーン・分量)
すべて埋まったら「土台を確定。次は骨子を作ります」と宣言してください。
Step2:破綻しない“見出し骨子”を生成(論理のレール)
土台が決まったら、章立てを一気に生成します。
PREP型/問題→解決→手順→事例→まとめ といった王道フローを明示し、過不足のない見出しを出してもらいましょう。
【ChatGPTへの指示(見出し骨子)】
さきほど確定した土台を前提に、読者の意思決定がスムーズになる章立てを作成。
必須条件:
- 見出し(H2)6~8本、各H2の下に小見出し(H3)2~3本
- フローは「導入→問題の整理→解決の全体像→手順→実例→よくある失敗→まとめ」
- 各見出しの目的/読者ベネフィットを括弧書きで併記
出力形式:番号付きリストでH2→その配下にハイフンでH3を列挙
Step3:各見出しの“要点・根拠・行動”を3点セットで固める
見出しが並んだだけでは薄くなりがち。段落化の前に、要点と根拠、読者の次アクションを先に決めます。
【ChatGPTへの指示(要点設計)】
以下のH2「◯◯」について、次の3点を各3行で出力:
1)主張の要点(結論を短く)
2)根拠(データ/一般論/一次体験のいずれか)
3)読者の小さな行動(所要3~5分で着手できる)
※行動はクリック・メモ・置換など“軽い一歩”を意識
Step4:段落生成プロンプト(リズムと可読性を担保)
いよいよ文章化。文体・長さ・改行・用語などの“読みやすさ条件”を最初に決めておくと、手戻りが減ります。
【ChatGPTへの指示(段落生成)】
次の制約でH2「◯◯」を本文化:
- です/ます調、比喩は控えめ、難語は言い換え
- 1文は50~70字目安、3~4文で1段落、段落間に
で改行
- 具体→要点→行動の順で、重複表現は避ける
- 「〜と思います」は使用しない。断定は柔らかく
- 箇条書きは最大5項目まで
出力:本文のみ
Step5:全体統合と章間の“つなぎ”を整える
長文は章間のつなぎで読み心地が決まります。要約・前振り・後振りを自動で差し込んでもらいましょう。
【ChatGPTへの指示(全体統合)】
すべてのH2本文を統合し、章の冒頭に「前章の要約1文」、章末に「次章へのブリッジ1文」を自動追記。
タイトル文案(32~36文字)と、メタディスクリプション(全角90~120字)も生成。
Step6:機械っぽさを消す“仕上げチェックリスト”
最後に“AI感”を薄める推敲。主語・述語/曖昧語の除去/具体例の挿入を一括で指示します。
【ChatGPTへの指示(推敲)】
本文に対して次を順番に適用:
A)曖昧語の具体化:「多い/少ない/すぐ/しばしば」を数値・条件に置換
B)冗長の削減:同趣旨の重複文を1文に統合
C)主語・述語のねじれ解消:各文をSVOで点検
D)一次体験・固有名詞の付与:最低3カ所に具体例を挿入(例:操作手順・数値・失敗談)
Step7:長文生成ワークフロー(テンプレ一括)
ここまでの指示を“ワンプロンプト”に束ねて再利用できます。企画ごとに微調整して使ってください。
【ChatGPTへの指示(長文テンプレ一括)】
目的:◯◯について、読者△△が「理解→納得→着手」できる長文記事を作る
1)土台の質問で「読者像・悩み・提供価値・主張・制約」を確定
2)骨子(H2 6~8本、H3 2~3本/章目的付き)を提案→修正合意
3)各H2で「要点・根拠・小さな行動」を3点セット化
4)段落生成ルール(文体/文長/改行/禁則)で本文化
5)統合時に章の“前要約・後ブリッジ”を自動付与
6)推敲チェック(曖昧語→具体、冗長削減、主述整合、具体例3つ)
最後にタイトル(32~36字)とメタディスクリプション(90~120字)を出力
使える小ワザ:質を一段上げる追加プロンプト
- 逆張り検証:主張の反証を先に洗い出し、本文の弱点を補強します。
- 読者質問の先回り:「この章を読んだ読者が次に抱く疑問」を3つ出して追記。
- 要約の二段構え:3行要約→1行要約の順で、キーメッセージを鋭く。
【ChatGPTへの指示(逆張り・先回り)】
- 主張「◯◯」に対する反証と条件つきで正しいケースを列挙→本文に注記として1文ずつ追記
- 章「◯◯」を読んだ直後の読者の疑問トップ3を想定し、各疑問に対するQ&Aを各70~100字で作成
NG→OK例:読みやすさの直し方
NG:「重要だと思います。なぜなら多くの人がそう感じているからです。」
OK:「重要です。理由は二つ。①社内導入で作業時間が30%短縮した事例がある ②読者アンケートで“最初の詰まり”がここだと判明しました。」
よくある失敗と対策
- 骨子の段で深掘りしすぎる:→まず“章の目的”だけを決め、本文は後回し。
- 文体ルールが都度ブレる:→Step4の制約を先に固定してコピペ運用。
- 根拠が薄い:→Step6で具体例を最低3つ差し込むルール化。
仕上げ:コピペで使える「冒頭・締め」の型
【ChatGPTへの指示(冒頭・締めテンプレ)】
- 冒頭:共感→価値提示→到達点 を120~180字で。読者の一次感情を1語で明示
- 締め:今日できる小さな一歩→つまずき防止のひと言→背中を押す一文 の順で100~150字
まとめ:考える順番をAIに任せて、書くことに集中
構成づくりと長文生成は、順番さえ決まれば驚くほどスムーズです。
ChatGPTに“質問→骨子→要点→段落→統合→推敲”の進行を任せ、あなたは内容の密度に集中しましょう。
今日このページのプロンプトをコピペするところから、静かに一歩、始めてみてください。